台湾U-Reach inc.は、Foxconn(株式会社鴻海精密工業)が設立した電気自動車(EV)のオープンプラットフォーム「MIH Alliance」に正式に加盟したことを発表しました。
U-Reachは20年にわたり安定した高速データ処理装置の設計・製造に注力しています。フラッシュメモリ(USB、SD、CF、CFast)、HDD/SSD、M.2 SSDのコピー、検査、消去機能などの競争力のある製品ラインを持ち、U-Reachブランドとしてグローバルに展開しています。
現在、U-Reach製品は多くの半導体IC設計メーカー、半導体製造メーカー、HDD製造メーカーに採用されています。

 FoxconnのMIH Allianceは、MediaTek、Sunplus、Phison、Delta、Lite-On、Qualcomm、STMicroelectronics、Texas Instrumentsなど400社以上の企業が参加し、また、これらの企業の多くがU-Reachのデータ処理装置を使用しており、長期的な取引関係を築いています。

 MIH Allianceは、産業リソースを結集し、電気自動車のソフトウェア、ハードウェア、コンポーネントのエコシステムを共同で構築することを目指しています。
U-Reachは、データ処理における競争力、多くの企業ユーザーの高い基準を満たすための高速、高い互換性、正確なデータ複製を提供してきた実績、アジア、中国、米国、ヨーロッパの様々な産業にサービスを提供してきた経験を活かし、今後もEV業界の発展のために、高速・高精度・高互換性のデータ処理機器を提供してまいります。

 高速性と安定性は新興の電気自動車産業の基本的な要件であり、将来的に電気自動車は、自動運転のほかにもインテリジェントナビゲーション、マルチメディアエンターテイメントなどを統合したモバイルコンピュータのような存在になる可能性があり、膨大なデータを処理するスピードが要求されますが、U-Reachのデータ処理機器はその要求を満たすことができると確信しています。

 U-Reachは長年にわたり、データ処理機器の革新において業界レベルを超えたブレイクスルーを続けてきました。例えば、市場がまだSATAやUSB2.0のコピー技術を主流としている時に、当時は次世代インターフェイスであり、現在主流になったNVMe(PCIe)にいち早く対応したデュプリケータを発売、また、高速なUSB3.0に対応したデュプリケータも他社に先駆けて開発、販売を開始しました。
 PCベースではなくFPGAによるスタンドアロンシステムによるシンプルな操作や、PCによるモニタリング機能など、ユニークな機能を搭載していることも特徴です。

 IoT、5G、AIの新時代を迎えるためには、U-Reachの20年以上の経験と強力な研究開発チームと、膨大なデータを処理できるデータ処理装置、高速な読み書き速度、高い互換性と精度が、未来のゲームを勝ち抜くための圧倒的な力となると確信しています。