DoD 5220.22Mにより規定されたデータ完全消去の方法により、記憶媒体の記憶領域すべてのセクタに0x00→0xFF→ランダムな文字列を合計3回上書きの後、最後に上書きされた文字列が正しく書き込まれたか検証(ベリファイ)します。ベリファイすることでより一層データが完全消去されたことを確認することができます。
7回消去(7回上書き)
DoD 5220.22M-ECEにより規定された、3回上書きを上回る7回上書きを行う完全消去です。近年の大容量HDDで行うには過剰な上書き回数と言えますが、記録密度の低い古いHDD(15GB未満)の場合、1回上書きでは高度なデータ解析ツールで残留磁気を読み取りデータが復元されてしまう可能性があることから、古いHDDにこそ有効な消去方法と言えます。